今からどう投資すればいい?(2)

今回は昨日の続きで米国のインフレ問題とコンテナ船の問題について考えていきたいと思います。

 

米国のインフレ率は9月、5.3%で、非常に高いです。FRB連邦準備制度)議長のパウエルさんは、直ぐに落ち着くと言ってました。

FRBのインフレ率の目標は2%です。

かなりオーバーしてます。

 

昨日もお話した、車のサプライチェーンボトルネック問題で生産が追いつかずに、中古車の人気が出て価格が高騰していますし、

その他の物も輸入ができずに高騰しているようです。

スーパーでは、食料品が高騰しているようです。

 

レストランや色んな業種で、人件費を高くしても人が来ないことがあるようです。

それが時給や給料も高くしているのですが人手不足のようで、数年前はレストランの時給が3ドルとか5ドルと聞いた事がありますが、今は15ドルだとか!

物価が上がって、賃金も上がれば問題が無さそうですが、もしかしたら過度な人件費インフレになるかもしれません。

 

これは全てコロナの影響です。

今の問題は商品や部品が入ってこないので、

物価の上昇に繋がり、人件費の高等にも繋がっています。

 

2020年の春にコロナで経済が止まって収入が入らない国民を救済する為に米国連邦政府国債を発行しての給付金や失業率手当の上乗せをしまし、FRBゼロ金利政策と金融緩和もしました。

その結果、仕事に行くよりも給付金や失業手当を貰う方が多いので仕事に行かない人も出てきて、人手不足になりましたが、

9月から失業手当てが無くなったのですが、

今度は、コロナのデルタ株が怖いので、仕事には行かない人が増えて、人手不足になってます。

 

話しが少し戻りますが、商品や部品が入らない

サプライチェーン問題は、コンテナ船の荷物を、降ろせる量が減っています。

コンテナ船のコンテナはクレーンで降ろしていますが、このクレーンのオペレーターが、コロナを理由に仕事に来ない人も増えてるようです。

仮に降ろせても、次は荷物を運ぶトラックの運転手が足りないので、何もかも足りないようです。

今のままではクリスマスプレゼントは、バレンタインプレゼントに変わるかもしれません。

子供達はがっかり😞するかもしれません。

 

米国では、トラック運転手が足りないのが問題ですが、英国ではタンクローリーの運転手が足りなくて、ガソリンの不足でガソリンが高くなってるようです。

 

そして先週に、メルク(MRK)のコロナへの新薬が完成しました。注射では無く飲み薬なのでお手軽です🤗かなりの期待が高まっていて、株価が上昇しています。メルクの新薬は感染してから飲む薬で症状を和らげるるようです。

ワクチン接種をしたくない人の中にも、飲み薬だと飲んでの良いと考える人が出てくるかもしれません。もし、感染した場合に飲み薬があることが安心材料になりますね。

 

しかしFDA(米国食品医療品局)の承認が出るのが2022年になりそうだとの予想が出てます。

 

2022年になってメルクの薬が承認されれば、

人手不足も解消されて一連のサプライチェーン問題が解消されて健全な経済に戻るかもしれません。

 

まだ問題があります。

米国連邦政府の財源が無くなり、デフォルトの危機です。

バイテン政権は3.5兆ドルの恐ろしい国債の発行をしようとしています。

すでに今年に、バイテン政権は1.9兆ドルの経済対策で、国債を発行してドルをばら撒いています。

今月の10月18日位から連邦政府の資金が無くなる予測です。∑(゚Д゚)

 

もしデフォルトすれば、公務員のお給料も払えないし、電気代も払えなくなるので、色々な連邦政府で運営されている機関が閉鎖されます。

米国連邦政府のデフォルトは過去に4回ありました。

デフォルトを回避するには、債務上限引き上げ

を可決させて、国債を発行して予算を作るのですが、

下院で可決されたが、共和党が反対していて、上院での可決は難しいようです。

しかも、民主党のジョー・マンチン上院議員が、経済対策費が多すぎる、1.5兆ドルでいいと反対しています。

 

僕もインフレリスクが高まっているのに、まだそんなに、経済対策費が必要なのか?とは思いました。

 

今回はこの辺で失礼します。

次回は、まとめていきたいと思います。

 

これからも、投資情報、仮想通貨、トークン、お金に健康について考えていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。